動く瞑想🌱
よく “歩く瞑想” と耳にしますが
私はキモノを着て過ごすこと
茶室で過ごす時間が心身を整えてくれます。
着付けの複雑な手順は 人生のそれと少し似ています
丁寧に向き合うと 綺麗に仕上がりますし
崩れることなく一日すごせると嬉しいですよね。
幾重にも巻いた衣は心地よくからだを包み
腰周りの臓器と散漫していた意識が
あるべき所に戻っていく事を感じます
動きも穏やかに 自然と丹田を意識した所作になります
キモノを脱いで その全てが自分のカラダ一つで
賄われる感覚を味わった時 自尊心が高まります
更にルーツと 繋がることができた気分にもなります。
私にとって茶室は
内側に集中すること
瞬間を愛することを
迷いなく実践できる場です。
茶道 と聞くと面倒な決まり事が多いイメージを抱かれると思います
それは 生産性や効率といった 私たちが生活の為に
育んだ心に染まっているからではないでしょうか
茶道のこれは 持って生まれた魂の動きだと 私は感じました
美を競う世界でもお腹から 歩く、手を伸ばす
と教わるように
内なる美と愛を惜しみなく表現するのに
不可欠なルーティンなのだと思います
藪内流は 武士の流派ですが 経験した中でも
特にスピリチュアルな色気を感じます。
人は思っているより 自分を大切に出来ていません
特に身を削って毎日通学、通勤、家事等していると
自分の感情が薄れ 何を思っているのか
又は思っていいのか 分からなくなったりします。
魂と触れ合っていない、心の輪郭がぼやける
…と思ったら
恵まれた自分の美とreuniteするきっかけに 茶道を遊んでみては。
おしまい